きっと

生きてる証

グラオケ行ってきました

これは、一人の男の、愚かな一日の物語―ーー

 

 

先日、GRANBLUE FANTASY ORCHESTRA -SORA NO KANADE-に行ってきました。ゲーム内の音楽を、オーケストラ用にアレンジしたりしてコンサートとして行うというやつですね。

グラブルのBGMはFFシリーズを多く手掛けた植松伸夫さんと、インペリアル・サガ等の曲を手掛けた成田勤さんの両氏によって作られています。ここだけでもう既に一部のファンの方には魅力的といえるオーケストラになってるのが凄いですね。演奏は東京フィルハーモニー交響楽団の方々でした。まあ知らないのですが。

僕はオーケストラなんて一ミリもわからないので、どの楽器がどうとかは全く知らないのですが、やはり指揮者の動きは滅茶苦茶カッコよく見えますね。栗田博文さんという、画像検索すると銀髪のおっさんが出てきます。調べてみると、他のゲーム音楽、アニメ音楽のオーケストラの指揮もやっていたみたいですね。オーケストラの指揮者を調べていたつもりが、ガールズ&パンツァーのオーケストラにたどり着いた時はなんとも言えない感動が湧き上がりました。

 ここから、この記事の一番始めに書いたことに繋がります。ここから僕の愚かな一日のことを自省も含めて書きます。ほんとは嫌です。

僕は何を思ったのか、チケットの日付を勘違いしていました。マジです。普段リアルイベントなんて全く行かず、家に引きこもって満足していた弊害ですね。

12日のチケットを本気で13日だと思いこみ、さらにチケットに記載されていたシリアルコードを入力しても気づきませんでした。アホですね。ちなみにこれが発覚したときの僕は喉が潰れたような声を出し、本気で寝込みそうになりました。

一応コンサート会場の東京オペラシティコンサートホールさんに電話してみると、まだ当日券はあるそうで、これはとりあえず行って買えたら買おうとなんとか気力を振り絞って日光の下に出ました。この時点でS席しか無かったそうなので、僕はどうあがいてもそれなりの出費を覚悟しました。ちなみに15000円ぐらいです。

元々持っていたチケットは、グッズ付きのだったので主催側に確認しなんとかグッズと配布キャラのナーヴェは確実に確保出来ることが確認できました。これだけで行く気力が大分変わりますね。

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東京会場配布キャラのナーヴェ(CV早見沙織)です。滅茶苦茶可愛いので、持ってない人は追加公演あったら行ってね。SSR確定チケットも貰えるよ。僕はゴールドムーンだったよ。

 いざ現地に着いてみると、なんとか当日券は残っていたので購入。この時点で僕は、日付を勘違いしていたチケット込みでそれなりに出費が嵩んでいたのですが、入れれば問題無しと覚悟を決めました。結構あっさり書いていますが、本当に生きた心地がしませんでしたね。これを反省して、次からはチケットを30回ほど見直そうと思います。

会場内はやはりというか、当然の用にグラブル一色です。いや凄いですよ。周りの客もグラブルプレイヤーなので、目と耳から入る情報はグラブル以外ありません。ここでソラってのは宇宙って書くんだとかスペースノイドめいたことを言ったらどうなっていたんでしょうね。そしてこれは豆知識なのですが、オーケストラ会場では水がセルフで飲めます。他の会場は全く知らないのですが、個人的にオーケストラログインボーナスみたいだなと思って思わず笑ってしましました。

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会場内の展示の一つです。成田勤さん(左)と植松伸夫さん(右)をグラブルのイラストに落とし込んだ感じですね。ちなみにですが、成田勤はグラブルのCMに出ているそうです。植松伸夫さんは残念ながら……二人共会場限定キャラのフェイトエピソードで声優もやっていました。

とりあえず先行販売CDとタペストリーを買って座席に着いてみると、既にBGMでグラブルの曲が流れているので少し変な声出しました。いや、そうだろうなとは思ったんですけど、いざ流れてくると不思議な感覚ですね。オーケストラなんて堅苦しいイメージしか無いので、こんなちゃんとした場所で聞いて良いのか……ってなります。何故かリヴァイアサン・マグナ戦が3回ぐらい流れてきたのは謎でしたが。

 会場が暗くなり、ヴァイオリンの人なのかはわかりませんが、チューニング(だと思ってる)をし指揮者の栗田さんが現れ、拍手で包まれます。そのまえにヴァイオリンの人が出てきて拍手していたので、もう既にオーケストラ素人というのがバレてしまいますね。

肝心の内容ですが、やっぱり生のオーケストラというのは迫力が凄いもので「メインテーマ」「大星晶獣との戦い」の二曲で完全に飲み込まれました。追加公演用に編成された「星は空高く」(アーカーシャ、ジ・オーダー・グランデ戦BGM)と「人間との戦い」(青の少女編ラストの曲)はオーケストラCDに入ってなかったので、完全に今回のために用意されたと思うとやっぱ行った甲斐あったなと。正直なところ「星は空高く」はもう一度聴きたいのでそれ用のCDも売ってほしかったですが。

MCには司会進行の小川りかこさんと成田さん、植松さんが現れあんな話やこんな話が繰り広げられてました。突然寸劇が始まった時に、植松さんの演技力がカンストしてたのでCM出してあげなよ……と純粋に同情しますね。

アンコールでは「バトル1&2メドレー」で終わるかと思ったら、舞台袖から栗田さんが再々登場し、「ロボミ」が始まり会場の熱が一気に上昇。観客全員で手拍子をし、最後に栗田さんの指揮でピタッとキマったところで”マジ”の感動をしました。あの瞬間の拍手は本物の拍手でしたね。

 

徒然とグラオケの感想を書いていましたが、これで興味を持った人はまた追加公演あったら是非行ってください。僕はチケットの日付を間違えるというプレイをしましたが、それでもなんとか入って満足しました。皆さんはこういう事にならないようにしましょう。

ありがとうGRANBLUE FANTASY ORCHESTRA -SORA NO KANADE-……